探偵業の方必見!売れるLP【ランデイングページ】の作り方
私は私立探偵の方のホームページ制作とランデイングページ制作の依頼を受けた経験があります。
そのことがきっかけで探偵のお仕事をお手伝いをしたこともあり、webデザイナーの中では探偵業界に詳しい方だと思います。
また依頼を受けた私立探偵のお客様の目的がweb集客をしたいといった事から、多くの探偵会社のホームページを調査し、売れる要素はどこにあるのかを研究した経験もあります。
そんな私が今回、探偵業の方へ向けて探偵業はどの様なランディングページを作り、web集客をしたら良いのかを記載しました。参考になれば幸いです。
売れるLP【ランデイングページ】の作り方(探偵の場合)
作り込まなくても検索で上位表示すれば集客できるといった意見もありますが、恐らく探偵業の場合、難しいと思います。
理由はお客様の警戒心が他の業種より強い事、料金が高額になる事などが挙げられます。
お客様は依頼したくても上記2点がブレーキとなり踏みとどまってしまうんです。
なので探偵業の方がweb集客をする場合、お客様の警戒心を解くといった事が重要になってきます。
以下では売れるLPをどの様にして作りれば良いのか具体的なコツを述べていきます。
さわやかなページの方が売れる
探偵業のホームページを拝見すると一定の割合で「怪しい雰囲気」のページを見かけます。
怪しい雰囲気のページはお客様の警戒心を強め、お問合せにつながる事はないといっても過言ではないでしょう。
探偵業とは異なりますが、私は以前、自社のホームページをかっこよく見せる為にモノクロでページを作成していました。
モノクロはかっこよく見える反面、お客様の信頼感を得るといった意味では弱く、お問合せには繋がりませんでした。
ファッション業界であれば話は変わってきますが、探偵業界の場合は信頼感を得る事が大切です。
なので良い具合のさわやかさが大切だと言えます。
料金表作成のコツ
インターネット市場は比較市場ともいわれ、他者と比較検討しているお客様が非常に多いです。
比較する上で重要な指標の1つが料金になります。また探偵の料金は高額です。即決できる料金ではありません。なのでお客様は慎重に比較します。
ここからは見せ方の話になりますが、1つの調査に50万とパッケージ価格の料金を記載するのではなく、1時間5000円といったように、お客様が依頼しやすいように工夫して掲載する必要があります。
もっというと1時間5000円と記載するよりも1時間4980円と記載する方が、実際は20円の値引きですが、お客様は値引き以上に安いと感じる傾向にあります。
このように料金の見せ方を工夫する事は大切です。
私が探偵業者のホームページを閲覧し上手いなと感じたページはだいたい1時間単位、調査員1人単位で料金を掲載していました。
またインターネットでは特に料金が1番安い業者に依頼が集まる傾向にあります。なので料金が高い場合は掲載しないのも手です。
探偵業界のwebページで料金表は非常に重要な要素になってくるので、しっかり考えた上で掲載する事をおすすめします。
調査員の画像は本人で
探偵といった仕事柄、難しいのはわかりますが、調査員の画像があるのとないのでもお問合せに大きくかかわってきます。
お客様は料金に加え、その業者が信頼できるかどうかも比較します。お客様の信頼を得るには調査員の本人画像が必要です。
すべての調査員の顔をのせずとも、代表者の顔は掲載した方がお問合せ率はアップします。また代表者や調査員のプロフィール、略歴を掲載する事も信頼を獲得できるのでおすすめです。
お客様はどの探偵会社が良いのか全くわかりません。
似たような特徴の会社も多く、差別化を図るのが難しい業界だとも思います。
お客様の立場からすれば、特徴が分からないのであれば大手や有名な会社に依頼しようと考えるのが当然だと思います。
なので差別化を図る為にも調査員の画像、もっといえば人柄の伝わる画像をwebページに掲載する事が重要だと言えます。
お客様の声も大切な要素
お客様の声も依頼するかどうかを決める重要な要素です。
なぜお客様の声が重要なのかというとベネフィット(お客様が得られる未来)が伝わるからです。
お客様の声を掲載する上で考えなければいけないことは、ベネフィットが伝わる文章かどうかといった点です。
例えば浮気調査を行った結果、お客様はどう変わったのか?またお客様の未来を良くするためにあなたはどう動いたのかを伝える事ができるとベストです。
お客様の声ではLPを見た方が調査を依頼し、結果どのような未来(効果)が得られるのかを伝わるように掲載しましょう。
実績は数字で見せる
こちらも信頼と関わってくるのですが、調査件数や調査成功率は数字でみせると良いです。
人は数字を見る傾向が強く、数字で判断する傾向にあります。
例えば年間調査件数が多ければ、お客様は実績が多い会社だと判断し依頼に繋がる傾向にあります。
実績を数字で見せる事が必須かと言われればそうではありませんが、お客様の判断要素になるので良い実績があるのであれば数字で掲載することをおすすめします。
自社の特徴を洗い出そう
差別化が図りにくい業界ではありますが、やはり自社の特徴がなければインターネット上で売る事は難しいです。
自社の特徴をしっかり洗いだしお客様に伝える事が大切です。
例えば浮気調査であれば女性からの依頼が多いと考えられます。非常にデリケートな相談の為、ヒアリングをおこなう際は、調査員は女性で向かいますであったり、調査地域を絞り、○○地域限定とし、お客様にかかる金銭負担を軽減するなどしても良いと思います。
これらの様にwebで集客するのであれば自社の特徴を洗いだす、改善して尖らす事は必須です。
自社の特徴を見つける方法
自社の特徴を洗い出す事は非常に大切ですが「特徴はない」「強みはない」といった声をお聞きすることがたまにあります。
そのような場合、以下の方法で考えていくと強みがみつかります。
自社 | A社 | B社 | |
料金 | 1時間5000円 | 1時間6000円 | 1時間4500円 |
特徴 | 女性調査員が多い | 年間依頼件数1000件 | 地域密着 |
フォロー体制 | なし | 弁護士と提携、調査後のフォローが充実 | なし |
調査報告書 | 普通 | 普通 | 弁護士と協業し作成 |
調査員の経験値 | 調査歴10年以上 | 新人多め | 調査歴5年以上 |
オファー | 無料相談 | 調査料金12間無料 | 全額返金保証 |
実際はもっと項目をつくり考える必要はありますが、この様にライバル会社を調査し1つ1つのサービスを分解し分析すると自社の強みが見えてきます。
上記の表であれば赤字である「女性調査員が多い」「調査歴10年以上」が自社の強みとなります。
自社の強みを把握したら次にベネフィットを考えていきます。冒頭でも述べましたがベネフィットとはお客様がサービスを依頼し得られる効果未来のことです。
例えば「調査歴10年以上」といった特徴に注目してベネフィットを考えていきましょう。
「調査歴10年以上」ということはつまり、経験豊富。経験豊富ということはつまり様々な調査において失敗するリスクが低い。失敗するリスクが低いということはつまりお客様にしっかりした調査報告書を提出できる。また調査が初心者に比べ円滑に進み、結果短時間で調査ができ費用が安くすむ。
など考えられます。このように特徴から「ということはつまり」と考えてお客様が得られる効果、ベネフィットを考えLP上でしっかり伝えることができれば成果につながります。
このように考え自社の強みをLPに落とし込む事が大切です。
お問合せのハードルはできる限り下げる
探偵の費用は高額です。見ず知らずの人にポンっと払える額ではありません。
なので無料相談といったように、いったん無料のサービスをクッションとして挟む必要があります。無料サービスを行い、お客様の信頼を獲得してから受注に繋げるといった導線づくりをしっかり行う事が大切です。
そこでお問合せのハードルを高くしてしまうとお問合せすらなくなってしまいます。
なのでwebページのお問合せには無料で何が貢献できるのか記載し、お問合せフォームも必要最低限の項目にし、お客様の行動ハードルを下げる事が大切です。
最後に
上記の考えでLPを作成すれば成果が得られる可能性は高まります。
あとはヒートマップなどのツールを使い、しっかり分析しながらABテストを繰り返していく事でLPの精度は上がり、御社の売り上げに貢献する強い武器になるのではないでしょうか。
探偵業のwebマーケティングは広告費用も高く、他者との差別化が難しい業種です。なのでしっかり戦略を練りマーケテイングしていくことが大切です。
もし探偵業の方でLP制作を検討しているといった方はお気軽にご連絡頂けると嬉しいです。
大阪を拠点に活動しているwebデザイナーです。ホームページ制作をご検討中の方またお仕事関係であれば、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡下さい。
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更新日時:2023年5月15日
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