WEBデザイン技能検定3級に合格!勉強方法や感想!
自身のスキルを高めるために、去年から資格取得などさまざまなことにチャレンジしています。
その中でWEBデザイナー唯一の国家資格があることを知り、今回、受験するに至りました。
WEBデザイナーとしての活動も長くなってきたにもかかわらず、つい最近までこの資格があることは知りませんでした。
結構マイナーな資格っぽいです。
ただ「WEBデザイナーとして活動していくうえで、国家資格を持っているって、なんかかっこいい」といった単純な動機で取得することを決めました。
今回は、はれて合格し、3級WEBデザイナー技能士と名乗れることになったので、資格取得するうえで経験したことや勉強方法などを記録として残すため、記載しました。
今後WEBデザイン技能検定3級を受験しようと検討している方にとって参考になれば幸いです。
WEBデザイン技能検定3級の出題範囲
分野 | 項目 |
---|---|
(1)インターネット概論 | インターネット プロコトル セキュリティ |
(2)ワールドワイドウェブ(WWW)法務 | 知的財産権(主に著作権や個人情報保護など) |
(3)ウェブデザイン技術 | HTML、CSS、JavaScript |
(4)ウェブ基準 | |
(5)ウェブビジュアルデザイン | レイアウト、カラー、 マルチメディアと動的表現 |
(6)ウェブインフォメーションデザイン | インフォメーションデザイン インタフェースデザイン ユーザビリティ |
(7)アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン | |
(8)ウェブサイト設計・構築技術 | |
(9)ウェブサイト運用・管理技術 | |
(10)安全衛生・作業環境構築 |
これらの筆記試験と実技試験の構成で試験は行われます。
本試験を受けて感じた傾向
まず実技に関しては過去問と全く同じ問題が出題されます。
過去問さえしっかり行えば間違いなく合格できます。
実技試験の内容はリンクを張ったり、サイト構成を整えたりといった問題で普段からコーディングを行っている方は1回過去問をやっておけば、なんなく対応できます。
ただエディターが指定されており、普段使い慣れていないものを使用することになるため、そこだけ注意が必要です。
次に筆記試験に関してですが
①インターネット概論と③ウェブデザイン技術に関する問題が多いように感じました。と控えめにいいましたが、圧倒的にこの辺りからの出題が多いです。
インターネット概論に関しては過去問と照らし合わせても出題傾向にバラツキはありますが、ウェブデザイン技術に関する問題についてはフォーム周りのコードに関する出題が多いです。
なのでこの辺りをしっかり対策しておけば合格に近づけます。
WEBデザイン未経験の方は③ウェブデザイン技術の学習をしっかり行う必要はありますが、経験者の方であれば余裕だと思います。経験者はどちらかというと①インターネット概論の学習を中心に学習するとよいでしょう。
WEBデザイン技能検定3級の教材おすすめは?
WEBデザイン技能検定を行っているインターネットスキル認定普及協会が推奨している教材は以下の3つです。
〇改訂版 ウェブデザイン技能検定3級 過去問題集
〇ウェブデザイン技能検定 3級ガイドブック
〇ウェブデザイン技能検定 3級対策問題集
私は不安だったので3つ購入し学習しましたが、改訂版 ウェブデザイン技能検定3級 過去問題集とウェブデザイン技能検定 3級対策問題集の2点だけでも合格できたと思います。
因みに会場ではほぼ全員「改訂版 ウェブデザイン技能検定3級 過去問題集」こちらの問題集を持参していました。
なので最悪「改訂版 ウェブデザイン技能検定3級 過去問題集」だけでも合格できるかもしれません。
過去問は公式サイトからもダウンロードできるのですが、解説がしっかり記載されているのでこの問題集は購入すべきだと思います。
こちらの2冊に関しては購入するしないはどちらでもよいと思います。ただ改訂版 ウェブデザイン技能検定3級 過去問題集に比べるとやや難易度の高い知識を身に就けることができるため、購入して学習することでより知識が深まります。
WEBデザイン技能検定3級の勉強方法
勉強方法は解説を読み、重要な箇所に赤でマーカーを引き、緑の下敷きで隠しひたすら暗記。これにつきます。
私はさまざまな資格を取得してきましたが、この方法が効率がよくベストだと感じています。
難易度は?
他の資格に比べると簡単です。ただ初学者の方が無勉で受かる試験ではありません。
私はWEBデザイナーとして長く、コーディングできるレベルですが1ヶ月程度は勉強しました。
受験した感想
この資格を取得し良かった点は法律の知識、インターネットの知識、アクセシビティの概念などが身に就いた点です。
きれいなサイトを作りたいとかそういった類の技術が身に就く試験ではありません。
必須ではないが、サイトを作るうえで知っておいた方が良い知識が身に就く試験だと私は感じています。
あとなによりも国家試験であり3級WEBデザイン技能士と名乗れる点がメリットなのかなっと思います。また3級といえどもWEBデザイン技能士は2023年度時点で22000人程度しかおらず差別化が図れるのではないかとも感じています。
WEBデザイナーって全国にたくさんいます。なので国家が認めたWEBデザイン技能士を名乗ることで多少差別化になるのではないでしょうか。
ちなみに合格するとこの技能士ロゴが使用できるようになります。
かっこいいです!
今後、名刺やWEBサイトに使っていこうと思います。
大阪を拠点に活動しているwebデザイナーです。ホームページ制作をご検討中の方またお仕事関係であれば、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡下さい。
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